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ガスコンロについて

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2024/06/15

 ご自宅のガスコンロ、何年くらいお使いでしょうか。
 ちなみにガスコンロの寿命は、10年~15年程度と言われています。
 そう聞くと「え、田舎のおばあちゃんの家のガスコンロは半世紀くらい使ってるけど?」という方がいらっしゃるかもしれません。昔のガスコンロはシンプルな構造だったので、壊れにくいのは事実です。それに比べると最近のガスコンロは、電子制御された精密機器の様相を呈しているので、どうしても壊れやすくなってしまいます。ならば、そんな電子制御のついたガスコンロは止めて、単純な製品を購入すればいいではないかと思うかもしれません。ところが、今はそのような製品は売られていないのです。2008年に国は、2口以上あるすべての家庭用ガスコンロに「SIセンサー」の設置を義務付けました。
 過去にガスコンロを使っていて、気が付いた時には煮こぼれして火が消えていたとか、沸騰したやかんを消し忘れたという経験はないでしょうか。消防庁の発表によると、火事の原因は1位「たばこの不始末」、2位「たき火」、3位「コンロ」の順となっています。
 直火を扱うガスコンロは便利ですが、同時にとても危険なものでもあるのです。
 高齢化社会の現代、安心して火を扱い続けるためにSIセンサーはとても重要な役割を担っているのです。
 
 SIセンサーとは・・・3つの機能(調理油加熱防止装置、立ち消え安全装置、コンロ消し忘れ消化機能)が搭載されている装置のこと。さらに追加機能として、火加減を自動調節したり、調理タイマーが付いた製品も販売されています。