ブログ

blog

グレーゾーン住宅

blog

2024/09/16

 グレーゾーン住宅という言葉をご存じでしょうか。
グレーゾーン住宅とは、1981年6月1日から2000年6月1日までの間に建築確認が行われた木造建物のことです。
 前回のブログで、1981年6月1日以前と以降で耐震基準が分かれると書きましたが、それはマンションなどの鉄筋コンクリートや鉄骨造りの建物に対してです。当時木造住宅に対しても耐震強化が図られましたが、マンションと比べると基準がゆるく、現在の耐震基準になったのは2000年6月になってからです。
 1981年以前の木造住宅は耐震性に乏しく、大地震で倒壊する危険度が高いため、補強工事を強くお勧めしますが、1981年から2000年の間に建てられた住宅も要注意なので、一度耐震診断を受けられたほうがよいでしょう。
 2024年1月1日の能登半島地震では、グレーゾーン住宅も多数倒壊している事を申し添えます。
 市区町村単位で、耐震化の助成金制度がありますので、気になる方はお住まいの地域の助成金制度を検索してみてください。