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中野駅前の再開発②

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2024/11/15

    解体工事が中断している中野サンプラザ

 以前、中野駅前の再開発についてブログで紹介しましたが、ここにきて再開発事業見直しのニュースが入ってきました。
 見直し予定は、中野サンプラザ跡地です。
 事業計画が提案された時の予算は1810億円でしたが、人件費や資材の高騰で何度か価格修正が入り、2024年1月に2639億円で施行認可が下りていました。
 ところが9月に入って工事費がさらに900億円以上増えるとの連絡が区の担当者に入り、10月11日には認可申請を取り下げたいとの連絡が、野村不動産など施工業者四社から入りました。工事費がこのまま900億円増えると、総額が3539億円となって当初の2倍ほどになります。
 中野区は事業計画の見直しを進める予定ですが、施工業者との話し合いは難航することが予想され、どのように決着するのか全く先が読めない状況です。
 東京は各地で100年に一度といわれる大規模再開発の真っ最中ですが、今回の中野サンプラザと同じような理由で、見直しや中止に迫られる再開発事業が出てくるかもしれません。

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